※加工テーブル上に何の材料も置かれていないことを確認して下さい。作業開始前に、加工テーブル上の全ての物を取り出して下さい。
- レーザー本体の電源をONにしてください。
- フォーカスキャリッジの3箇所のネジを取り外し、レンズユニットを取り外してください。
- フォーカスキャリッジの左側面にある穴にマスキングテープを貼って下さい。レッドポインターがマスキングテープに照射されます。この時、穴のほぼ中央にポインターが照射されていれば正常です。
ただし、このレッドポインターはあくまでも目安です。 実際のレーザー光を使って光軸を確認する場合は、以下の手順に進みます。 - レッドポインターが、穴の中央から大きく外れている場合は、左右の脚が水平になっていない可能性があります。その際は、水平器を使って、左右の脚が水平になるように調整を行って下さい。 調整の際は、必ず、レーザー本体の電源をOFFにしてから行って下さい。
調整は、キャスターについているロックナットを緩め、キャスターの突き出し量を調整した後、再度、ロックナットを締め付けて下さい。
- レーザー本体の電源をONにしてください。
- つまみネジ②を緩めて取り外し、#2ミラーカバー①を取り外して下さい。
- UCPのSystemタブをクリックし、Alignmentの【Launch】をクリックしてください。
- 【Launch】をクリックすると、Alignment Mode 画面が表示されます。次に、いちばん左上の【Move】をクリックして下さい。クリックすると、フォーカスキャリッジが左上に移動します。
- レーザーの照射パワーと照射時間を設定します。まず最初は、Powerは5%、Secondsを1秒に設定して下さい。
- パワーと時間を設定した後、トップドアーを閉めて、【Activate Laser】をクリックして下さい。
- マスキングテープに燃焼マーク(ちいさな黒い焦げ)が生じます。もし、燃焼マークがつかない場合は、適宜、パワーの調整を行って下さい。(1%単位)
- 燃焼マークが付いても、マスキングテープは剥がさずに、そのままにしておいて下さい。
- 次は、右下の【Move】をクリックして下さい。クリックすると、フォーカスキャリッジが右下に移動します。
- ップドアーを閉めて、【Activate Laser】をクリックして下さい。最初についた燃焼マークと同じ位置に燃焼マークが付けば、レーザー光軸は問題ありません。
【光軸が合っていない場合】
【光軸が合っている場合】
- 【光軸の調整】
光軸調整は#2ミラーの裏側にある3つのネジを回して調整を行います。レッドポインターの位置が中央になるように調整してください。
ネジ①は、ビームの上下を調整します。ネジ②は左右を調整します。ネジ③は斜度を調整します。
調整の時、ネジが完全に緩まないように気をつけて下さい。調整はバネが効いている範囲内で行って下さい。
調整後、 項目8に戻って、左上と右下の燃焼マークが重なることを確認して下さい。
- 調整が終わったら、レンズキットを戻し、#2ミラカバーを取り付けて下さい。