VLSレーザー の操作には、コンピュータが必須です。VLSレーザー の電源をオンするには、VLSレーザー に接続されているコンピュータに電源が入っていてWindows と Control Panel (UCP)ソフトウェアが起動している必要があります。
コンピュータ1 台が運用できるVLSレーザー は1 台のみです。VLSレーザー 1 台につき、1 台のコンピュータを用意する必要があります。また、VLSレーザー はネットワーク・プリンタとしての使用は考慮されていません。
VLSレーザー の操作は、必ず付属のUSB ケーブル(2m)で直接接続されたコンピュータを使用して行う必要があります。2mを超える長さのUSBケーブルを用いた場合、あるいはUSBハブなどによる延長や分配を行うとレーザーシステムの動作が不安定になる場合があります。
注意事項
●UCPのインストールが終了するまで パソコンとVLSレーザーをUSBケーブルで繋がないでください。
●UCPを再インストールする場合は、USBケーブルを抜いた後、Windowsのスタートメニューから”Universal Laser Systems”→”Uninstall UCP ”を実行し、 古いバージョンをアンインストールし、PCを再起動して下さ
パソコンの電源オプションの設定について
Windows のデフォルト設定では、多くの場合、省電力モードやハイバーネーションが有効になっています。(一定時間、マウスやキーボードからの入力が無い場合、自動でシステムをスタンバイモードに移行するなどの省電力の設定) VLSレーザー は、常にコンピュータとデータのやり取りを行っている(双方向通信)ため、システムがスタンバイになってしまうとVLSレーザー も停止してしまいます。必ず、省電力モードをオフにしてください。
ユニバーサルコントロールパネル(UCP)のインストール
- パソコンにコピー(保存)したインストールファイル 【UcpInst-●●●.exe】を実行してください。新しいパソコンにインストールする場合、Windowsのユーザーアカウント制御画面が立ち上がりますので、変更を許可(はいをクリック)してください。
- ソフトウェア利用規約に同意するかどうかを聞いてきますので、『I Agree』をクリックしてください。
- “Universal Control Panel Installation”ウィンドウが立ち上がります。ウィンドウが開いたらお使いのレーザーシステムのアイコンをクリックしインストールを開始してください。
- 2箇所のボックス(コントロールパネルとプリンタドライバ)が選択(チェック)されている状態で、そのまま”Next”をクリックしてください。
- お使いのレーザーシステムを選択し(チェック)、”Next”をクリックしてください。
- インストールが進行中は、何の作業も行わないようにしてください。インストールに要する時間は、お使いのコンピュータの処理速度に依存します。
- Windowsのセキュリティ画面が表示された場合は、 ”Universal Laser Systems.Incのからのソフトウェアを常に信頼する”にチェックを入れて、『インストール』をクリックしてください。
- 終了画面が表示されたら、『Finish』をクリックしてください。
- 『Finish』をクリックすると、再起動を促すメッセージが表示されますのでOKをクリックしてください。
- パソコンが再起動されるとソフトウェアのインストールが完了します。
レーザー本体との接続(ハードウェアのインストール)
- 同梱されたUSBケーブルを使ってシステムの後ろにあるUSBポートとパソコンのUSBポートを接続してください。他社製のUSBケーブルを使用する場合は2m以下の物を使用してください。
- タスクバー上のUCPアイコンをクリックしてください。コントロールパネルが表示されます。
- タスクバーにハードウェアのインストール完了を知らせるメッセージが表示され、UCP左下にある2つのステータスランプのうち、右側ランプが緑の点滅(Idle…もしくはDoor Open…)になったらハードウェアのインストールが完了です。
加工テーブル高さの初期化
ソフトウェアをインストールした場合は、必ずサービスマニュアルの A020 加工テーブル高さの初期化(VLS2.30/3.50) / 加工テーブル高さの初期化(VLS3.60 /4.60/ 6.60)を実行してください。