※この手順は、標準加工テーブルで実行する必要があります。この手順については、カッティングテーブルを使用しないでください。キャリブレーションを行うときに、アクセサリー、材料、または材料の小片ないがテーブルの上にないことを確認して下さい。
- Z軸のレベリングを行う前に、レーザーの脚が水平であることを確認して下さい。水平でない場合は、キャスターに付いているロックナットを緩め、アジャスターナットを回して水平を出して下さい。水平が出たら、ロックナットを締めてアジャスターナットを固定して下さい。
- レーザー本体の電源をOFFにしてください。
- フォーカスキャリッジを左奥へ移動して下さい。
- テーブルの位置が低い場合は、右側のリードスクリューを手で回して、テーブルを上昇させてください。
- Z軸ベルトカバーにアクセスできる高さまでテーブルを上昇させた後、レンチを使って6箇所のネジを緩め、ベルトカバーを取り外して下さい。
- カバーを外して、Zベルトの中央部を露出させます。Zベルトを左右に引っ張ることによって、テーブルを昇降出来ます。(これは、リードスクリューによる昇降よりも早く動かすことが出来ます。)
- フォーカスツールを使い、左上①の位置で焦点距離が合うようにテーブルを昇降します。
- フォーカスキャリッジを②の位置まで移動し、フォーカスツールを使って①位置との差異を確認します。差異がある場合は、ベルトプーリーロックネジを緩めます。これによって、ベルトプーリーからリードスクリューが独立して動かすことが出来ます。
- リードスクリューだけを回してテーブルを昇降し、①位置と同じ高さに合わせて下さい。 高さを合わせた後、ベルトプーリーロックネジを締めて固定して下さい。(ベルトプーリーとリードスクリューを連結)
- フォーカスキャリッジを③位置に移動し、フォーカスツールを使って①②位置との差異を確認します。差異がある場合は、同様の手順で①②位置と同じ高さに合わせて下さい。
- 3箇所の高さが揃ったら、Z軸ベルトカバーをもとに戻し、3本のリードスクリューにホワイトリチウムグリースを塗布して下さい。
- レーザー本体の電源をONにして、上から下までテーブルの昇降し、グリースをリードスクリュー全体に行き渡らせてください。 これで作業完了です。